San Pedro の回想 6
(CRUESING WORLD Japan 1991年10月号に掲載分より:15年前の日記帳)
フネはノーマン・クロスのデザインでビーム(幅)が26フィート、広いメインサロンのほかに、クイーンサイズのベッドを備えた4つのキャビンとバウ(船首)にVバースがあります。3つのヘッド(トイレ)と3カ所に温水シャワーがあり、冷蔵庫、冷凍庫、電子レンジ、オーブン付き4口プロパンコンロ、それにミキサー(=ディスポーザーかも)までビルトインされています。しかも、十分過ぎるヘッドクリアランスとくれば、2ー3週間の生活には全く支障は感じません。バースには陸電、水道、電話線が完備していますので、電話とFAX、それにTV(CATV)も積んでいます。唯一の欠点は、デッキからキャビンへの(左右)2カ所の入り口のみが、高さ1.3mと低いため、油断してしばしば頭を打つことでしょうか。
航海計器は、アルファのオートパイロット、マグナボックスのサテナビ、それに累積記録可能なデプスサウンダー(水深計)など、すべて完備していました。
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