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2007/11/14

パノラマ 兵庫県立考古博物館・大中遺跡公園

Hyogo Prefectural Museum of Archaeology 兵庫県立考古博物館20071113
Original size
http://www.flickr.com/photos/pinboke/2002962312/sizes/o/

Modern Iron mill is seen from the Colony of the Stone Age.
Hyogo Prefectural Museum of Archaeology
兵庫県立考古博物館

http://www.hyogo-koukohaku.jp/

Picasa Web Album
Panorama Hyogo Prefectural Museum of Archaeology パノラマ 兵庫県立考古博物館・大中遺跡公園

http://picasaweb.google.co.jp/PINBOKE/
HyogoPrefecturalMuseumOfArchaeol/
photo#s5132491127238209362




【はりま遺跡探訪(姫路支局)】 大中遺跡(播磨町)

高度成長期の1962年。播磨町大中の雑草が茂る工場用地は、子供たちの遊び場だった。5月のある日、地元の中学3年生3人が大量の土器片を見つける。弥生の大規模集落、大中遺跡の発見の第一歩だった――。
 JR土山駅から遊歩道の「緑道であいのみち」を北西に歩いて15分。喜瀬川にかかる橋を渡ると、大中遺跡に着く。「播磨大中古代の村」として公園整備され、復元された5基の竪穴住居のそばを地元の人たちが散歩する姿も。南西隣では、県立考古博物館が10月13日の開館に向け、準備に追われている。
 大中遺跡は、「倭国(わ・こく)大乱」から卑弥呼の時代までの弥生時代終末期(2~3世紀)を中心とした集落遺跡。甲子園球場よりやや広い4万4117平方メートル。標高14メートルの台地にあり、当時は四方を湿地や川に囲まれていたと推測されている。
 計23回の調査で、80以上の竪穴住居跡が見つかった。弥生の集落研究に様々な成果をもたらした。未発掘地がなお8割あることから、住居は300以上あったようだ。
 「掘るたびにタイプの異なる住居跡が現れた」。調査に携わった上田哲也・元高校教諭(71)は振り返る。屋根を支える柱跡は正方形、長方形、五角形、六角形……。大きい住居は80平方メートル。「弥生の住宅展示場」と呼ばれている。
 住居跡の底面では、外縁部が中央より約20センチ高い「ベッド状遺構」と呼ばれる2段構造が確認された。上田さんは「外縁部にわらを敷いて寝ていたのだろう」と話す。北部九州の住居跡にも見られる構造で、石野博信・同館長はかつて北部九州からの移住説を唱えたことがある。
 住居跡からは、中国製青銅鏡の内行花文鏡(ない・こう・か・もん・きょう)の破片も見つかった。小さな穴が二つあけられており、上田さんは「住居は大きく、首長級が住んでいたのだろう。鏡はペンダントのように首から下げたのではないか」と話す。一方で、破片の見つかった場所の周囲には工房があったことから、加工に使われた可能性も浮上している。
 大量に出土した土器の中には、瀬戸内海でのイイダコ漁に使うタコつぼが100個以上もあった。山下史朗・同館企画広報課長(47)はこう推測する。「海まではかなり距離があるが、途中に他の集落など邪魔するものがなかった。沿岸部に住んでいた集団が移り住んだのだろう」
 遺跡は74年に史跡公園に整備されたが、破壊の危機もあった。発見時は工場用地で、考古学への理解も浅い時代。地元の有志が保存の要望書を県に提出し、その後開発業者が撤退した。
 遺跡を発見した中学生の一人、浅原重利さん(60)は遺跡の800メートル南西で歯科医院を開いている。「大中遺跡は私の人生そのもの。小さな土器片から始まり、還暦の年に博物館ができるなんて、感無量です」
(2007年09月24日  asahi.com
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000130709240001


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参照:3D 兵庫県立考古博物館 Hyogo Prefectual Museum of Archaeology (1)
http://blog.livedoor.jp/enethan_fan/archives/51153749.html
参照:3D 兵庫県立考古博物館 Hyogo Prefectual Museum of Archaeology (2)
http://blog.livedoor.jp/enethan_fan/archives/51154207.html

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