memo:大阪駅開発プロジェクト OSAKA Grand Station
大阪駅開発プロジェクト OSAKA Grand Station
http://www.2011osaka.com/project/
ホームに開放感 ガラス製ドーム JR大阪駅リニューアル
JR大阪駅の駅舎リニューアルの全体像が15日、明らかになった。総工費約2000億円をかけて、国内の鉄道駅舎では初めて、プラットホームをガラス製のドームで覆うなど、開放感にあふれた斬新なデザインを採用する。工事は平成16年から進められているが、これまで全体像は分かっていなかった。23年春にグランドオープンし、同年末にドームが完成する。
計画では、計6つの高架式ホーム(乗り場は1~11番)をつくり、これらホームをまたぐ格好の橋上駅舎(全長約100メートル、幅約40メートル)を建設する。改札内のエスカレーターを現駅舎の21台から76台に増やし、エレベーターも5台から13台と2倍以上に増やすなど、バリアフリー設備を充実させる。
ホームと駅舎を覆うドームの大きさは、全長160メートル、幅105メートル。ドーム採用の駅舎は、欧州では多いが、国内の主要駅では見あたらないという。
一方、駅舎につながる北ビルは、延べ床面積21万平方メートルと、現北ビルの20倍近い広さとなる。地上28階地下3階建てで、地下2階から地上10階までは、百貨店「ジェイアール大阪三越伊勢丹(仮称)」が核テナントとして入り、売り場面積は約5万平方メートル。このほか、専門店やオフィス、12スクリーン・2500席規模のシネマコンプレックス(複合映画館)、フィットネスクラブなどが入居する。伊勢丹の開店後1年間の売上高目標は550億円以上。
また、南側の駅ビル「アクティ大阪」を増築し、今の27階建てのビルの南側に、15階建てのビル(床面積約3万5000平方メートル)を建て増す。現ビルに入る大丸梅田店が増床し、増築後の大丸の売り場面積は、1・6倍の計約6万4000平方メートルになる。
JR西日本は、今後開業する新駅で「エコステーション」構想を打ち出しており、大阪駅でも太陽光発電や風力発電などを組み合わせた省エネシステムの導入を検討している。
大阪駅は明治7年に開業して以来、新駅舎で5代目となる。現行の駅舎は昭和54年に完成した。
(2008年8月16日 09:29 産経関西)
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