*ALWAYS memoir + plus*

pinboke_planet. Get yours at flagrantdisregard.com/flickr 《想い出作り??》‥わざわざ作らなくても‥何か心に残ったことが‥自然に《想い出》になるのですね。

2010/02/01

memo:加古川商工会議所機関紙「商工かこがわ」 2010年2月号

加古川商工会議所 機関紙 「商工かこがわ」 2010年2月号

 加古川商工会議所 機関紙 「商工かこがわ」 2010年2月号で、我が家で発見された、およそ150年前の藍染用型紙が紹介されました。

 ことしの我が家の年賀状にも使った「竹林に阿吽の虎」(下記 江崎栄一氏による)で、説明文は昨年11月に開催された加古川市主催の展示会用に加古川ウェルネス協会藤井智美さんが書かれたものと同一です。

 展示会のときにたいへん参考になった「染型紙」を自費出版された江崎栄一氏からも、ほぼ時を同じくしてこの型紙などについてMailを頂きました。

>>虎の二枚型を画像処理ソフトで合成してみました。

我が家の型紙にも「竹林に阿吽の虎」はありますが、この型紙の絵柄の方がより洗練されていると思います。
我が家の場合は一枚型で絞りの表現になっています。
この二枚型の文様の表現の仕方、型紙の彫り分け方、素晴らしいですね。

「染型紙」 江崎栄一
http://esaki444.hp.infoseek.co.jp/

website  
http://www.geocities.jp/somekatagami4/

(websiteから)
本来は布を染めるための道具である染色用型紙を、このような形で整理し公開することに意味があるのか。しかも我が家は100年以上前に紺屋をやめており、私自身「染」とは無縁であり現在もそうである。このようなことは染屋か型彫り師、もしくは民俗資料館のような所に任せた方が良いのではないか。いったいどうしたものか、1200枚の型紙を目の前にして頭を抱えてしまった。
 考えあぐねながら、(*)家の縁側で型紙を陽光にかざしてみた。彫り抜いた部分がキラキラと輝き、そこから光りの粒がこぼれ落ちてくる。たおやかな線、陰陽のコントラスト、緻密でおおらかな文様、斬新な発想。そしてこれを作り上げた職人の気の遠くなるような技。あまりの美しさに絶句してしまった。この型紙を使って先祖は布を染めていたのである。この型紙は自分と血がつながっている。そこにいとおしさを感じたことが、自分自身で整理をつける動機になったのだと思う。

(*)これは、発見直後の私達の感慨・感動とまったく同じですね。










 

0 Comments:

Post a Comment

<< Home