紺屋の型紙と[将棋の日]
加古川総合文化セター館長から、さらに「型紙は美術品であると同時に歴史資料と思っておりますので、歴史的背景を研究したいと考えている・・(中略三木市に関係資料がありましたので早速入手しました(以下略)」と、下記のコピーが送付されてきました。
■『三木史談』第41号 平成11年1月 三木郷土史の会編
[三木の型屋と型紙] 山本和人(姫路市書写の里・美術工芸館主事)
■『三木史談』第42号 平成11年7月 三木郷土史の会編
[三木の歴史に残る染め型紙の形屋-調査その一-] 石田安夫(三木市立堀光美術館長)
[三木の歴史に残る染め型紙の形屋-調査その二-] 石田安夫(三木市立堀光美術館長)
折も折、4月20日の[読売新聞]東播磨版に、《「将棋の日」の啓発行事--加古川、09年開催地に--市「全国PRの好機」》という記事が掲載されていました。内容は、下記[毎日新聞]の記事と概ね同じ内容です。
150年前の[将棋の駒]の紺屋の型紙が加古川で見つかったのも何かの因縁、この型紙を使って藍染めの浴衣を是非復元したいと思っています。
忠実な復元というより、現在の機械織り(手織りも可)の生地にでも、とりあえずこの型紙を使用した現物を見たいものです。
阿波の藍染屋さんに打診したところ、型紙が古いので現品を見ないと分からないが、時間を掛ければ可能かもしれないという微妙な回答がありました。(補修して可能な方法もあるが、その場合、型紙が犠牲になるとのこと)
[memo]将棋:09年11月「将棋の日」イベント 県内初、加古川で開催/兵庫 ◇市制60年記念プレイベント
日本将棋連盟(米長邦雄会長)が将棋文化の普及を目指す「将棋の日」イベントが、09年11月に加古川市で開かれることが決まった。県内初の開催で、共催する市は市制60周年を翌年に控えた記念のプレイベントとして力を入れる。
江戸時代、毎年11月17日に御城将棋が開かれたことから、同連盟が17日を将棋の日としている。イベントは1975年に始まり全国を巡回。5年に1度は山形県天童市で開くのが慣例。
同市は昔から将棋が盛んで、現在も同市に住む井上慶太八段、同市出身の久保利明八段、神吉宏充六段らが活躍していることから、同連盟が開催を申し入れた。
このほど、米長会長が常務理事の淡路仁茂九段=神戸市=と井上八段、神吉六段を伴って同市役所を訪れ、正式に開催要請。樽本庄一市長は快諾した。
開催日は未定だが、羽生善治3冠や谷川浩司九段らトップ棋士の参加も検討される。樽本市長は、毎年11月の第2週に行われる「加古川ツーデーマーチ」に棋士が参加することで、直前のPRに一役買ってもらうことを提案。米長会長は色紙に「2009年将棋の日 加古川市開催宣言 笑利」と墨書し、イベント成功に意欲を示した。【成島頼一】
〔毎日新聞 2007年4月11日 播磨・姫路版〕
http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/shougi/
news/20070411ddlk28040364000c.html
毎日新聞記事へのリンクが無効になっていましたのでこちらをご覧ください。
「将棋の日」イベント開催へ 加古川で09年
http://www.kobe-np.co.jp/chiiki/to/0000275580.shtml
将棋界最大の記念行事として知られる「将棋の日」の関連イベントが二〇〇九年十一月に加古川市で開催されることが内定した。兵庫県内で開かれるのは初めて。同市と共催する社団法人・日本将棋連盟の米長邦雄会長らが二十三日、市役所に樽本庄一市長を訪ねて正式要請する。(坂口清二郎)
市秘書室によると、毎年十一月十七日の「将棋の日」に合わせ、前後の週末に関連行事が開かれており、第三十三回の今年は都内である。
加古川市は古くから将棋が盛んな地域で、現在も市ゆかりの現役プロ棋士では久保利明八段、井上慶太八段、神吉宏充六段らが活躍。子どもから大人まで熱心な愛好家が多く、各種の大会や指導会が定期的に開かれている。
市は、一〇年が市制六十周年にあたることから、市を挙げて祝うプレイベントと位置付けて招致に取り組んでいた。開催日や内容は未定だが、市は羽生善治王位(三冠)や谷川浩司九段ら「多数の有名トッププロ棋士」が参加する方向で調整している。
二十三日は米長会長のほか、常務理事の淡路仁茂九段、井上八段らも同席。席上、連盟側が正式要請し、市側が受諾する予定。
( 神戸新聞 2007/03/20)
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